
会社の懇親会に4人で訪問しました。
忘年会を兼ねて訪れたのは、大井町の隠れ家のようなビストロ「Bistro Oreille(ビストロ オレイユ)」。
大井町というのはグルメ店の宝庫。
穴場店もたくさんあります。
こちらは大井町駅の中央改札を出て東側に少し歩いたところ。
Barのようなお店の扉を開いて入店します。
シェフはあの「ロブション」でも働いたことがあるらしいです。
白と赤を基調としたコンパクトな店内。
開店時間(17時半)に合わせて予約しておきました。
金曜日ということもあってか予約で満席。
ランチはコース、ディナーはアラカルトのみで提供。
シェフのワンオペです。
1枚紙のメニュー表に冷・温の前菜、サラダ、メイン、
パスタ等が掲載されています。
このメニュー表は来るたびに変わるので、その日に何があるのか毎回楽しみでもあります。
ボリュームたっぷり彩りもよく何を食べても美味しい料理たち。
季節によってメニューも変わるので飽きることはありません。
ワインもボトルで入れてもかなりお手頃な価格。
全てが美味しくてボリュームも大満足でした。
1皿はおおよそ2〜3人分の量であり、その1皿を4人で分けてちょうどよい量でした。
ちなみに人数が多いと大盛りにしてくれるそう。
今回に頂いたメニューは以下の通り。
■【冷】天然真ダイのカルパッチョ 柚子のビネガーソース
真鯛がプリプリと新鮮であるのはもちろん、ほんのり柚子の香りが心地よいです。
ビネガーの酸味が食欲を刺激します。
■【サラダ】スペイン産の生ハムととちおとめとゴルゴンゾーラチーズのサラダ
不思議な取り合わせが印象的だと思いましたが、とても美味しくて楽しめました。
生ハムの塩味に、そしてゴルゴンゾーラチーズのねっとりとしたマイルドな塩味が重なっていますが、このゴルゴンゾーラチーズの塩味と苺の甘味との相性がバツグンなのです。
これは大変気に入りました。
盛り付けも美しくて写真映えもします。
■【温】北海道産真鱈白子のムニエル 長葱のバターソース
けっこう大きな白子が4つも。
白子はしっかり目に焼いてあるので、焼き目が香ばしくて美味しいです。
熱々とろとろクリーミー、表面のうっすら焦げ香がアクセントになって感動です。
ソースはシャリアピンですか、コクのある長ネギのソースがたっぷりなのも嬉しいです。
飴色玉葱の甘味と仄かな酸味が焼いた白子によく合います。
■【メイン】牛すじ肉の赤ワイン煮込み マッシュポテト添え
かなりやわらかく煮込まれた牛すじ肉は、噛み応えもあって贅沢な味わい。
良質な牛すじ肉を使っていることも分かります。
赤ワインの嫌な酸味等は感じません。
メインに相応しい1皿。
■【パスタ】牛肉のボロネーズソース タリアテッレorリガトーニ
パスタはタリアテッレを選びました。
濃厚なボロネーズソースがタリアテッレによく絡んで、牛挽肉の食べ応えのある食感も楽しみながら堪能できる、素晴らしい〆となりました。
■【デザート】キャラメルプリン
プリン自体は白い牛乳プリンのような、個人的には苦手なタイプでしたが、添えられたキャラメルソースをかければ、濃厚なキャラメルプリンに。
素晴らしいデザートです。
■バゲット
はじめにちょっと炙って供されます。
やや甘さも感じて美味な「バゲット」。
おそらくチャージ料金分がこのパン代相当かと。
有料ですが追加もできます。
以上、どの料理にもシェフのこだわりが感じられ、盛りつけが美しいのはもちろん、素材の魅力を引き出した素晴らしい味付けに大変美味しく頂きました。
また、一皿のボリュームが多いのです。
この料理の高レベルとボリュームをこのコスパでとは驚きです。
ワインに合わせて食べる料理が美味しく、コースではなく、仲間でワイワイと料理を選びたいグループ向け。
大井町でワインを楽しみたいならオススメの良店です。
店内の雰囲気や食器も可愛くて素敵です。
店内は狭めでしたが雰囲気はよいです。
暖色のほの暗い照明。
隠れ家のようなBarのような落ち着いた雰囲気です。
料理が出てくるスピードも問題なし。
程よくカジュアルで使い勝手のよい、素晴らしいビストロ。
楽しい会話であっという間の4時間。
ついつい4時間も滞在してしまいました。
料理も雰囲気も居心地のよい感じだと思います。
また機会があれば必ず伺います。
4人で2万8千円くらいでした。
ご馳走様でした。
隣の店がいかがわしいですが、路地裏という立地なので仕方なし。
逆に目印になるかな。。